京成杯

京成杯 過去成績

昨年は騎手も回してもらって、正直勝たせてくれた感が強かった社台組のラストドラフト。
今年は・・・C・ルメール騎手はずっと騎乗していた藤沢和雄厩舎のゼノヴァースをアッサリ捨てて、新馬1戦1勝、逃げての楽勝だったスカイグルーヴに騎乗です。
ノーザンF馬、シルクR、木村厩舎で、しかも牝馬。
カナリ危ない感はありますが、それでも人気するでしょうし、HB印は◎、推定後半3ハロンは1位とデータは揃っております。
中10週なので当然「天栄」帰り。

ノーザンF組だと、友道厩舎のヒュッゲは和田竜二騎手でココですか。
前走のエリカ賞は川田将雅騎手が上手く逃げての勝利。
・・・その川田将雅騎手は、日経新春杯でタイセイトレイルに乗ります。
この先クラシック路線に行った時に、アルジャンナを選んだから?なんでしょうかね。
和田竜二騎手だとタガノビューティーは今後ダートに戻りそうだし、であれば、ヒュッゲで。
ちなみに和田竜二騎手、京成杯よりも中山での平場のレースで面白いです。
あまり中山で乗る事は無いのだけれども、こんな成績。
t1
HB・前半・後半で何かしらの印があれば拾っておきましょうね。

もう1頭のノーザンF馬は今週から騎乗のA・シュタルケ騎手。
同騎手のNF馬+芝の条件だと、連対率で30%ほど、複勝率も変わらないので好走するなら2着まで。
印象としては、ダメな方の外国人騎手というイメージの方が強いかもですが、S・フォーリー、F・ミナリク騎手よりは上だったり。

・・・というのは前フリ。
別にハイブリッド競馬新聞のデータのど真ん中って訳では無いです。
JRAの競馬はノーザンF馬。
その中でも、関東は「天栄」、関西は「しがらき」と分かれておりの何やかやがありますよ。
これが、まだまだ中心となる大枠なので、その視点だけは忘れ無いでおこう、というメモ的なものです。


ほぼほぼデータが入った状態でのHBビューワでHB印順に並び替えると。
t2

全部先行馬だな!
昨年はC・ルメール騎手&O・マーフィー騎手で前行った2頭での1・2着。
3着のヒドゥンタイムズも先行して、「詰脚」では「黄色・緑」での1~3着ではありました。
そして、上位3頭はノーザンF馬。
2016年に、プロフィットが勝った時にはNF馬が1~3着独占。

気になるところを見てみると。


ディアスティマは2週続けて「DP」での追い切り。
高野厩舎のNF馬だとこんな成績です。

t3

芝なら結構大丈夫。
間隔空けている馬で、しかも直前だけでは無く2週続けての「DP」はマイナス材料にはなりません。
・・・だってこのローテであれば「しがらき」から帰ってきているからね。
HB印+人気通りの結果にはなっています。
でもこのパターンでハーツクリスタルが、初戦はR・ムーア騎手→S・フォーリー騎手で凡走しているのは嫌な点だとは思う。

ロールオブサンダーは「前半」◎で、HB指数でも4番手の「注」。
「前半」印からは例年の好走枠には入っており、良い枠とれればの枠番待ち。
2勝馬でずっと松山弘平騎手が騎乗しているのも、チャンスがある時に結果をだしてくれそうなゾーン。

ビターエンダーとゼノヴァースは前走で未勝利勝ってのココ。
流石にキツイ。
ですが、前走の勝ち方、方というか「型」は良い。
t4

「詰脚」では「黄色・赤」と1つ上のクラスという事を示しております。
1勝クラスに出れば勝てる可能性は高い。
重賞に出したくなる気持ちも分かる。
これが例えばノーザンF馬だったりとバックボーンがしっかりした馬なら・・・人気になるだろうし、着順も上位にはなる。
でも残念ながら、この2頭にはそれが無い。非常に貧弱なものしか持っておらず。
色々と恵まれての3着なら・・・でしょうか。


日経新春杯

日経新春杯 過去成績

ハイブリッド指数順
t1

まだ人気も枠順も分からないけど・・・例年であればこのように決まるレース。

t2

HB印の上位2頭は、「前半・後半」印が足り無い感。
どちらかで2位以内が欲しかったところです。

アフリカンゴールドの西園正都厩舎は、近年は方向性が良く分からない。
t3
2年前は芝に傾き、昨年はダート厩舎。
シンザン記念のタガノビューティーを見ると・・・カナリ心配になってくる。

サトノガーネットは牝馬で55kgの斤量。
フーラブライド並みに相性バッチリの可能性はありますが、前走から一気に2kgも増えるとは。

後半上位、◎○のメロディーレーン、タイセイトレイルの方が安心かもですね。
メロディーレーンは2勝クラスの前走を見る限りは、人気先行で大したこと無い感はあるものの49kgは相当に効きそうです。
2頭出しが好きな森田厩舎なので、モズベッロか同馬どちらかは来そう。

HB指数上位で「詰脚」が「赤」を出せたのがこの牝馬2頭。
そしてJCをノーカンとすれば、タイセイトレイルの2走前、アルゼンチン共和国杯です。
川田将雅騎手の安定感は、ここでも大きいなと。