kyosukemunch質問という外部刺激を受ける度に京介先生は成長していくのです。
何かを聞かれる事は彼の大好物。

不定期ながらも今後も続けていく予定です。
もし何か疑問があるのであれば、コメント欄やメールにてよろしくお願いします。
「京介先生、質問してあげてもいいですよ」という気持ちでどうぞ。



lastyear

JRDB金子京介メルマガ ~読める男の競馬論~

ちなみに、メルマガの方でも質問コーナーががります。最近はこんな内容。

G1の開催日にはマイルチャンピオンシップ、ジャパンカップと極端な内枠有利のトラックバイアスが発生していました。
今週のジャパンカップダートでも、そのような現象は起こるものなんでしょうか?
また、JCダートに向けてそれまでのレースにおいて、馬場で注意しておく事はありますか?

・オープンクラスのダートは、どうして4歳世代が5歳世代の壁をクリアできないのでしょうか?

詳細は ⇒ コチラから。

JRDBのコラムについて

Q:夢想転生 さんよりの質問

何時も色々な考え、ご教授有り難うございます。
先週の日曜日の”新聞だけで予想をしよう”のコ-ナ-で京都11Rについて、

京都11R
太秦S
◎12.アーリーロブスト
○14.エノク
○2.ワールドワイド
△8.メイショウデイム

どの馬も京都のダートは走れるので、先行差し馬同士を見比べるなら単純に能力上位を推奨。
その上で、メンバーを見渡すと先行馬がいなさすぎですね。
これだったら、前回プロキオンSで潰れた、アーリーロブストの巻き返しに期待。アドバンスウェイではダッシュ遅くて無理だと思うので。
鉄砲は全く問題ない馬ですし、このメンバーで56㎏は、本来は分がいいはずなんです。

上記のように予想をされていましたが、
もう少し、根拠というか、12番を◎にされた理由を教えて頂けないでしょうか?
今後の参考にさせて頂きたいです。

A:

アーリーロブストは、実績的には今年の2月のすばるSを勝っていて、オープンで通用するほどには実力は十分足りてます
過去最高IDMは66で、全馬で見比べると僅差の6番手。それが今回は56kg。
前回のプロキオンSは非常に前半が厳しいラップだったのでバテて当然
自分のペース、有利な斤量をもらえたのなら、いつでも同じパフォーマンスを出していい馬だったと思います。

しかしあくまで、これを太秦のタイミングで推奨するのは、プロキオンS並みにキツイ先行争いにはなりそうもない・同型馬がほとんどいなかったメンバーだと見たからです。
脚質としても逃げる馬が1頭だけでしたし、テン指数はダントツ抜けてる1番手でした。
真っ当に力のある(IDM上位の)先行馬が、実質はアーリーロブストのみ、他の指数上位は軒並み中団早捲りか差し馬ばかりで拮抗していた、と言う背景との比較ですね。
加えて言うなら、京都のような下り坂の地形効果があるコースで、先行馬不在の時の単騎逃げは、破壊力はかなり大きいんです。

また、ダート馬やダート路線の性質として、重賞クラスの層が分厚過ぎるのと、オープン戦とのメンバー落差が大きい事もあって、先行馬の巻き返しが非常に容易。何よりリフレッシュ後の休み明けです。
近走に2度大敗していて、馬の戦う意欲が残っているのだろうか?と不安になる向きはあると思いますが、そう言うイメージを持たずとも済む場面だったことは間違いないですね。

こう言った馬が勝ち負け可能と考える水準まで、自分の意識が届くかどうかは、自分が昔からいろんなレースパターンを見て来た経験量もあるかも知れません。
前回全く力を出せず2桁の着順で負けた馬を、ポジティブに取り扱えるようになるには、やっぱり馬が頑張れたり諦めて止めたりする背景を、たくさん知識として得ているかどうかでしょうね。
また、その馬が頑張るスイッチが入るためには、単にその馬単体でローテや条件さえ良ければ…と言うだけでは半端です。
今回戦う相手関係がどの程度なのか、相対的に本当にこちらが有利になってるかどうかの検証が同時に必要になります。