位置取りシート

無料版もレース終了後はJRDBメンバー限定版と同じデータになっています。
どんな競馬だったんだろう?と振り返るには、1枚のシートに収まった物を眺めると思考がまとまりやすいんです。
そんなPDF版を使い倒すための臨時企画。
でも、コレ面白いのですが頭が疲れるので気が向いたときのみの記事になる予定。

さて、ダウンロード&印刷はOK?

今年一発目の競馬を復習して見ましょう。

予定よりも長くなってしまいました。
今回の記事では
・「位置取りシート」の基本
・「激走馬ランク」(あまり知られてませんが激走馬ファンの方は必須だと思います)

最初の予定よりも、なんだか中身まで違ってきてもうた・・・。

中山

「後3F地点」シート

ato3f シートの左側にある5×2段の10マスの枠が「後3F地点」の位置取りを表しています。
このデータの意味は、

後3F地点でコースの内側から「内」「中」「外」「大外」とまず4つに分けます。
コースの幅を4レーンに分割して考えます。
更にそこから、隊列で先頭からの順に左から並べていきます。
その「内」「中」の2行を取り出したのが「後3F地点」。

tenkaizu
JRDVの展開図で言うと、真ん中の「残3F図」をグリッドに落とし込んだものに相当します。
上記の例は12Rの展開図です。「内」「中」の並び順が同じなのが分かりますね。
展開図は、その予想される馬身が視覚的に分かり易いのが利点なのですが、「後3F地点」シートでは敢えてそれを単純化してあります

なんでそんな単純化をするのか?

競馬は難しいので、せめて予想くらい簡単にしましょう\(^o^)/
という事ではもちろんありません。

僕は、その馬身差よりもポジションの方が重要だと思うからです。よりその点に意識を集中するために、図ではなくシートにしました。

いわゆる「抽象化」というやつです。この抽象化を進めれば進める程、物事は比較し易くなるんです。
そしてより自由に自分が思うように動かせるようになる。コレぽいんと
太字にする箇所間違えてますがそこはスルー。
ぶち抜けて離していようが、僅差で固まっていようが、「内」1列目は「内」1列目として扱う。
余計な付加情報は一切省いて、そのポジションで考える。
そうする事によって、もっと大きな視点でレースを比較し傾向を取り出す事が出来る。
単純化の利点はそこにあります。


さて、例年通りであれば前から2列目以内が「超」有利なポジション。
そこから勝ち馬は毎年3~6頭は出て、連対馬まで含めるとほぼ毎レース輩出しており、ここだけ見ておくだけで馬券は楽勝!特に1列目なんてベタ買いでも余裕でプラス!
というくらい「超」有利なポジションなはずだったのですが・・・。
木曜日の中山「後3F地点」、前2列目以内の成績は以下の通り。

1R 9・ジャーフライト 4番人気 2着
2R 6・キャプテンジャパン 3番人気 2着
3R 1・タンブルータス 2番人気 2着
   15・タマブラックホール 1番人気 1着
4R 14・テンゲントッパ 3番人気 2着
5R 死亡
7R 死亡
8R 3・ジャンナ 1番人気 2着
9R 4・セイクレットレーヴ 9番人気 2着
   1・モエレフルール 1番人気 3着
10R Dead
11R 6・コスモファントム 5番人気 3着
12R 13・マイヨール 10番人気 2着

勝ち馬は1頭しかおらずの結果。2着が多すぎ、もっと勝てよと。
後半の芝3レースについては、人気薄をちゃんとチョイスしており人気馬との組み合わせでも馬券的にはソコソコだったとは思います。
でも、違う。
このポジションはもっと絶対的な感じで、ココから流せばEverythingOKなにやっても当たり、ぐらいのレベルじゃないと納得いかないです。
この日は「ちょっとした相手を探す」的な狩り場になっており、勝手に期待して勝手に失望しておりました。

そして、このポジションがこの体たらくであれば当然、反対側の後2列が頑張る仕組み。
木曜日の中山「後3F地点」、後2列目以内の成績は以下の通り。

2R 7・マイネルレーサー 2番人気 3着
5R 10・ダイワズーム 2番人気 2着
この時点までは普通の平常運転でした。
8R 2・コスモイーチタイム 4番人気 1着
9R 6・オメガホームラン 3番人気 1着
10R  6・コンフォーコ 8番人気 1着
11R 12・フェデラリスト 2番人気 1着
12R 11・ディープサウンド 2番人気 1着

昨年の同開催日では「後2列目以内」からは勝ち馬ゼロ、過去を見てもほととんどナシだったことを考えると、今年はいつもとは違うぞという考えは持っておいて下さい。
「後3F地点」の「後2列目以内」から、IDM印、激走印、芝なら4歳馬等の要素で選んで、相手には「前2列目以内」を選択する。
例えばですが、このようなパターンを意識してみるのも良いかと思います。

「位置取りシート」

itidoridisc
JRDVの展開図で言うと、1番上の「ゴール図」をグリッドに落とし込んだものに相当します。
これは木曜中山7Rの展開図と「位置取りシート」で、どちらも「最内」~「大外」の5レーンに分かれており、各レーン上の馬の並び順も同じ。
そして、「後3F地点」でも書きましたが、これも単純化によって自由度が増しております。
上記の展開図ですと、「中」の8番、「外」の5番が他馬を離してゴールするであろう想定になっています。
だけれども、

「位置取りシート」では各馬の馬身差は考慮しておりません。

実際に勝った1番リックムファサと、展開図上では差をつけている5番セイウンアスラン、この2頭は「位置取りシート」上では等しく「1番手」(左の列。右の列は「2番手」)の列に表記されていますね。
こうする事により、有利なポジションの馬を選ぶ、傾向的にどこが今有利なポジションなのか?、その見極めに特化出来ます。
このレースで言えば、「最内」は有利なポジションだったと言えます。
1番手のリックムファサ、2番手のトーセントレジャー、どちらも掲示板は確保で人気以上に好走しています。 というか、1番なんて勝ってます。

でもコレ、7Rだけたまたまそうなっただけでは?

そんな疑問もごもっとも。
これがただの例外パターンであれば、別に無視していいんです。事故事故。
偶然か必然かを判断するには、他のレースと比べてみれば分かります。
もし他のレースでも同じような事が起こっているのであれば、それは「傾向」と呼んで良いでしょう。
「傾向」であれば、これ以降に行われるレースにおいても同じ現象が起こると期待出来る。


実際に、この日の流れを見てみましょう。
itidoridisc2
赤枠が「最内」「内」1番手。

この結果を見れば、たまたまでは無い事が分かります。偶然なんかでは無く、そいう傾向であったという事です。
コレ必然ですわ。
もちろん、IDM印や展開マークの裏付けがあってこその選択にはなりますが、それでもこのポジションに入る事が重要なのも結果の通りです。

なかなか「位置取りシート」は優秀だとか思ってしまいました?それは早計です。ちょっと待とう。
判断は9R以降を見てから。

itidoridisc3

9RはOK。

で、10R。チョット何コレこっちこい。惨敗ですやん(*`ω´)
実際のレースでは雑な騎乗だなとは思いましたが、それ以前の問題ですね。やっぱり能力的に足りてませんでした、という結果。
そして来た馬達の「傾向」も違いました。

このように、ズレる時にはあっさりズレます
続く11Rもそれまでの傾向とは違う結果。
ちなみに、カホマックス、エーシンジーライン、どちらにも「激」印がついており、これはJRDBの「激走馬」を表しています。
「位置取りシート」と併用すると、この「激走馬」を効率良く狙えるようにもなるのですが、コレはまた別の機会にでも。
もう1つついでに言うと、「激走馬」印はJRDB系の各種新聞やデータで出しているのですが、JRDVでは「激走馬ランク」が見られます
もし激走馬ファンの方であれば、「A1」「A2」ランクの激走馬を中心に見てみて下さい。馬券になる激走馬は大体このランクに属する馬ですよ。

この傾向外れの2レースを見てしまうと、「位置取りシート」ってやっぱり大したことないと思いました?それは早計です。ちょっと待とう。

最後の12R、「最内」1番手のマイヨールは10番人気で2着。
このように、傾向が合う時にはあっさり合います。

じゃあどうやって、傾向通りになるかどうかを判断するのか?は、これから徐々にやっていきますので、お楽しみにしておいて下さい。
ぶっちゃけ、半分は勘です。
・・・という訳でも無いのですが、経験と言い換えても良いかも知れません。

時間が空いた時に書いていたこのエントリーですが、今回はホントに時間切れ。
またこのシリーズは別の回に持ち越しという事で、一旦締めます。