kyosukemunch質問という外部刺激を受ける度に京介先生は成長していくのです。
何かを聞かれる事は彼の大好物。

不定期ながらも今後も続けていく予定です。
もし何か疑問があるのであれば、コメント欄やメールにてよろしくお願いします。
「京介先生、質問してあげてもいいですよ」という気持ちでどうぞ。



lastyear

JRDB金子京介メルマガ ~読める男の競馬論~

このブログ以外に、メルマガの方でも質問を受け付けております。
例えば先週分ですと、

Q:

馬体が小さい馬が最近は活躍していますが、よく京介さんが使われている言葉で「スケール感」という単語がありますよね。
それは小さい馬でも当てはまるのでしょうか?
また、小さい馬でも周りの大きな馬に勝てるのは、どういった要素が勝っているからなのでしょうか?


A:

自分が主に使っているのではないのですが、関東のパドック担当者の間で良く
やり取りする言葉ではあります。
パドックで動きを大きく見せ、ストロークの大きな走りが可能で・・・

続きは ⇒ コチラから。

年始のマイネル軍団

Q:馬好き さんよりの質問

京介さんに質問なのですが、年始競馬でやたらマイネル系の馬が活躍しているのですが、これは何かあると思うのですが。
育成牧場をうまく使って年末年始もしっかり調教していたとかあるのでしょうか?
ex,コスモファントム、マイネルラクリマ、マイネルアトラクト、マイネエポナ、ドリームバレンチノなど
季節と厩舎は関係あるのでしょうか?

A:


実は自分も、確かに最近マイネル系(コスモ・ドリームも含む)の馬の成績が良いという実感はあります。
が、しかし、2~5年前も含めて月別累計成績を調べてみると、特に年末年始に毎年好走が集中しているというわけではないようです。
あくまで、2012年度1月の成績が、過去の累計成績と比べて、僅かながら連対率がアップしていると言う程度。確率のブレで収まってしまう水準です。
なので、そこまで大幅に方針が変化して、大いに成功を収めていると断定できるほどではないんですね。
ここでは、あくまで自分の印象を述べる程度に留めておきます。

例で挙げてもらった馬の中で、コスモファントムやマイネエポナ、ドリームバレンチノ辺りは、近走を目の前で見ています。
確かに、夏から秋にかけては、腰の甘さや太めが目立って、仕上げが甘かったのは明らかでしたね。逆に、冬が近づいて成績がアップし始めた頃になって、体が引き締まり、筋力が実になって来たという印象があります。
筋肉が増えすぎて重たくなっていたり、逆に筋力不足で長い手足を持て余していたりしていた馬が、使い込まれたり放牧を経て、この冬場にやっとバランス良く整ったから結果が出たという認識です。
つまり、上のクラスでもやれていい素質がありながら、しばらく不十分な状態が続いていた。しかし、キッカケを掴んでレースを勝つと、一つ上のクラスでも通用している。
昔は、若干地力の劣る馬でも新馬戦にキッチリ間に合うように作られて、上のクラスで通用しない=新馬戦成績>通算生涯成績のような傾向が、マイネル系の馬には多かったと思うんです。
しかし最近は、新馬の成績の方が一息になっています。どちらかというと、上のクラスでも戦える素質馬を、ゆっくり慎重に育てていてる。そう言う方針に変わってるんじゃないかと、パドックで馬を見比べて、感じる所があります。
今のマイネル系の馬の狙い目は、前走1~3着馬の連続好走パターンに移っていると思いますね。昔よりも、体つきがガッチリで、タフな馬が増えたという実感があるので。

ちなみに、季節と厩舎は、関係していると推測はできます。しかし、昨年この月にこの厩舎が調子良かったから今年も…とは、なかなかならないんですよね。
その月やその開催に、とある厩舎が好成績を収める背景には、たまたま良い馬が集中したタイミングだったのが大きいですし、それらの馬はその時点で昇級しています。
その昇級した馬が、次の年の同じ月に全て一つ上のクラスで勝ち負けするということは、確率的に厳しいですよね。また、厩舎の馬が1年で全部入れ替わり、同じ月に狙い打ちが可能なほど露骨にいい条件が集中することも、現実的ではありません。
何だかんだで、後から集計した結果論として、「そうか、実はこの月は勝負だったんだな」と知ることができると言う程度。
とある厩舎が、このタイミングで大攻勢を仕掛けるぞ…というのを事前に察知するためには、精度の高い情報収集能力と、それを知れる特殊な情報ルートがないと、かなり厳しいと思います。