皐月賞に関しては、もうほぼ決まったので今週は楽だな。
もう1つの重賞はアーリントンC。
皐月賞もそうですが、アーリントンCの出走馬確定版もアップされております。
ハイブリッド競馬新聞の場合、この時点で調教系のデータも指数もほぼ入っているので、ある程度予想してしまう事も出来ちゃいますね。

今回はアーリントンCの想定版を見てみましょ。
準備するものは、
アーリントンカップ 過去成績

↑の記事からスタートです。
PCで見ているのであれば、この記事ブラウザのタブから切り離して、新しいウインドウで開いてみてください。
そを起点にやっていくので。
例えばブラウザがChromeであれば、こんな状態。
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記事の中の「過去の出走馬一覧」で、アーリントンCの過去5年分の全出走馬データを読み込む。
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タブは2つになって
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選択レース詳細ビューワが開きます。
レースの施行日が2年前から4月になったので、今回使うのはその2年分だけにしましょ。
過去2年の1~3着馬をまずチェック。
並び替えとフィルタで、こういう図になる。
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手順は
1・ヘッダ部分の「着」で着順に並び替え
2・1番上部になる4着の行の左端の箇所を選択して、行をオレンジの選択状態にする
3・画面下にでてくるボタンで「選択以下削除」で、その行以下を非表示に

これで、1~3着馬しか表にいない状態になります。
同様に

4・ヘッダ部分の「日付」で日付順に並び替え
5・1番上になる17年の行の左端の箇所を選択して、行をオレンジの選択状態にする
6・画面下にでてくるボタンで「選択以下削除」で、その行以下を非表示に

この手順でやると、過去2年分、1~3着馬のみの表示になります。
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ここにあるデータだけでも、大体の傾向、どんな馬が来るのか?は掴めるとは思う。
思うけれども、今回は頭数が少ないので…各馬をチェックしていくやり方で。


とりあえず勝ち馬のイベリスの馬名を選択して、同馬の過去成績を開く。
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ここで同馬を見ても良いのだけれども、先に当時のレース自体を確認しましょ。
アーリントンCの行の日付の箇所を選択で、レース成績画面を開く。
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ここで改めて、1~3着馬の馬名を選択して、各馬の成績画面を開いていきます。
19年のタワーオブロンドンが勝った年も同様にやっていくと…。
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最初はブログの記事1つだけだったウインドウも、こんなタブの並びになっているかと。
これで準備は完了です。
後は、それぞれの馬がアーリントンCまでにどんな競馬をしたか?をじっくり見ていく。
なかなかの正統な手法です。
普段、競馬との関わりが週末の新聞だけ…という方には、せっかくツール自体はあるので、やってみて欲しいところ。


では、アーリントンCに戻ろう。
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最初に開いて、1~3着馬に絞った画面。

・連対馬は、人気に関わらず▲以上の印持ち
・レース自体はバンバン差し馬も、印は「前半」優勢
 それっぽく理屈をつけるならば、後ろからしか競馬出来ない馬ではダメで、ここで「前半」に印がつくレベルのスピードがある馬。
・3着以下は無印でも可、なので馬個体を確認する必要アリ

このように、無理矢理でも良いので考えは言葉にしておいてください

ちゃんとどんな方針で馬を選ぶか決めておかないと、ブレブレになってしまいます。
それに、当たろうが外れようが、後から復習する材料を今の時点で用意しておく方が、今後のためにもなりますからね。


次に各馬を見ていって、それなりの共通点を探していく。
今回は「詰脚」を重視で。

イベリスの場合
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後3F差が「黄色」以上で1着がある。
重賞で、後3F差が「黄色」以上なら、「詰脚」は赤文字までOK。


トオヤリトセイトの場合
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後3F差が「黄色」以上で1着がある。
前走の「詰脚」が「青・赤」パターン。
「詰脚」で「赤」を出せていれば、印が薄い馬でも食い込む余地がアリ。


他の馬達も見て、大体が↑のパターンに当てはまる馬達でした。
もし時間があれば、確認してみてください。
これは僕の見方…なので、もっと良い事沢山見つかると思います。

今年の想定版からだと、タイセイビジョンはこんな。
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新馬では「黄色・赤」でのの勝利。
このパターンだせる時点で、相当強い。
2走前の京王杯2歳Sでは「青・赤」で勝利。
前走は朝日杯FSでサリオスの2着。
…で、皐月賞に出走するそのサリオスがこんなです。

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G1含む重賞を2連続で「黄色・赤」で勝ってます。
相手が滅茶苦茶弱いか、自身が相当強くないと、こんなの普通出来ません。
ちなみに、コントレイルの新馬戦も「黄色・赤」でしたね。
単純なデータですが、これだけ見てもある程度分かったりします。

まだ馬番は出ていないし、馬場も分かりませんが、タイセイビジョンはほぼ勝つんじゃないかなと。
と、人気馬見ても面白味に欠けるので、人気なさそうでパターンに合いそうなところを。

ジュンライトボルト
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2戦目の未勝利は「黄色・緑」での勝利。
前走は「青・赤」パターン。
前走の成績画面で「以降成績」を見ても、相手は悪く無かった感。
友道康夫厩舎のノーザンF馬ですからね、舐めたらアカンよね。


ノルカソルカ
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前走のみで条件を1発クリア。
後3F差は「オレンジ」と「黄色」以上、そして「詰脚」は「赤」出しました。
ゲートで躓いて(通過順の背景色が黒)それでもアッサリハナ切っての圧勝。
3走連続してC・ルメール騎手が乗っていたように、デビューからずっと2番人気を外さなかったように、期待度は高そうな馬です。
昨年のレッドヴェイロンと同じ工程ですね。


と、このように。
ビューワを使っての方法の1つして参考にして頂ければと。