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JRDB金子京介メルマガ ~読める男の競馬論~

パドックに立ち続けて約10年。新たな予想理論を見出すために、日々馬と向き合ってきたJRDBの金子京介が、このたび新たな理論をひっさげて登場。
今週のメインレース展望では、独自に編み出した「厩舎・調教上昇度理論」を使いつつ、金子京介自信の推奨馬と買い目を提供。高配当も期待できます。
今週の勝負レースは、配当よりも的中重視の予想。前日にじっくり吟味し、最終決断はレース当日朝に配信します。
金子京介独自の目線による競馬回顧も必読。

【Keiba@niftyプレミアムメールマガジン】JRDB金子京介メルマガ ~読める男の競馬論~


中身はこんな感じ。

5月26日土曜日 東京10R薫風S ダート1600m
◎4.トシギャングスター
○16.トキノフウジン
▲2.キッズアプローズ
△6.ウォータールルド

単勝◎ 40%
馬連◎-○▲ 各20%
3連複
◎○▲ 10%
◎-○▲-△ 各5%

このクラスの入着がやっとか、1000万クラスから昇級したばかりの馬が多く、
このクラスの安定株が人気の盲点になっています。
また、厩舎ランク上位のオレンジ、ピンク色の厩舎の馬がたった3頭しかいま
せん。
上がり目のないメンバーで、厩舎のあとひと押しが期待できる馬もごく少数。
これなら、厩舎ランク上位の馬に絞って狙い打ちが可能です。
狙い目は、東京ダートのマイル戦で好走した実績があるトシギャングスター。
ここ2走は、一番重たいハンデ57.5kgを背負わされた影響がありました。前走
はそれに加えて直線で不利も。
初ダートのプレイや、必ず4角を先頭で回るロンギングスターがいるので、ペ
ースは速くなる可能性が大きいです。
騎手で人気している馬ばかりなので、いかにも武器があるタイプが持ち味を引
き出しそうな展開。
相手は、横山典弘騎手に乗り替わるトキノフウジン、叩き2戦目で大幅な上積
みがあるキッズアプローズが本線。
前走の内容に見所が大きかった、ウォータールルドが3連複の押さえ。
デンコウヤマトは、前走特殊蹄鉄を装着しており、蹄の不安が拭えません。勝
負所でスンナリ反応出来ないのは、鞍上のせいではないです。


10R
薫風ステークス  
ダ 1600
トシギャングスター
単勝041,540(6)
複勝04490(6)
06540(7)
03880(9)
枠連2-36,800(21)
馬連04-0612,790(40)
馬単04-0626,190(74)
ワイド04-062,690(36)
03-043,110(39)
03-064,320(47)
3連複03-04-0657,600(145)
3連単04-06-03356,280(843)


また、メルマガでは厩舎ランクを使って、特に「厩舎上昇度」をメインに、平場のレースをピックアップしています。


土曜東京1R
★ヒカルソラフネ(勢司和浩厩舎) 2番人気 1着
○水色→黄色 上昇度3位
・関西圏の未勝利で2着した能力上位
・2回東京開催で非常に成績が良かった勢司厩舎

土曜京都3R
★ベルラピエル(中尾秀正厩舎) 7番人気 3着
○黄色→橙色 上昇度1位
・1週前に栗東坂路で抜群の追い切り、厩舎のムードと追い切り内容が同時に
急上昇してて一変可能

土曜京都6R
★スターバリオン(藤岡健一厩舎) 1番手 1着
○橙色→ピンク色 上昇度1位
・前走は相手が強すぎ、このメンバーなら能力上位


重賞の追い切り診断も、なかなか独特の解説でやってます。


トーセンホマレボシ:A

3頭併せの真ん中。掻き込むストライド。内で勢いある馬に持ったまま楽に並
んで進み、最後も特に強く追わず放しただけ。
前肢の掻き込みが大きく、後肢の折りが深いが引きつけが鋭い。蹴り出す際に
飛節も伸びてるので推進力も十分。
前回は前脚を縦に叩き、腰高のキツイ姿勢だったが、今回は滞空時間も長めで
水平方向に手脚も体も伸ばせるようになっている。
バランスの悪い走りだった馬が、この春になって急激に良化を見せている。こ
れは強調したい。



フェノーメノ:B

併せ馬の内側。併走馬をコーナー内回った分で体勢有利になり、直線促してジ
リジリ抜ける。最後一馬身半ほど有利。
後肢の引きつけがかなりしっかりしていて、腰で変な崩れ方しなくなったのは
かなりプラス。
コーナーでも後肢のストロークが大きいので、大回りコースでこそだろう。
効率の良さとは逆で、全体に反復が重たく蹴りが強い大トビ馬力型なので、馬
場が速過ぎると疑問もある。

ディープブリランテ:B

併せ馬の左側。掻き込む回転速いストライド。半ばまで引っ張っていたが、手
応え良すぎて前に楽々出てしまう。
首を深く下げて背中の強い走りを見せ、前傾姿勢が最後まで崩れない。正対せ
ずにずっと斜めの体勢で走っているのは気になるが…。
前肢の出が柔らかくなって対応力を増したのが大きい。推進力も十分。先行し
てバテない面は強調したい。




ゴールドシップ:C

併せ馬の左側。元々抜群に動くタイプでもなく先週強めにやっているが、今回
はかなり軽め。持ったままで最後になってやっと交わすぐらい。
坂上になって膝下に徐々にブレが出始めて、縦に掻くようになってきてる。頭
も浮き上がり、チョロチョロと舌がはみ出てる。
これで結果を出している馬なので、順調であることは評価するが、大きな良化
をこの映像で感じ取るのは難しい。
追い切り評価はどうしても上がらない。


ダービー

t10


1着 ◎10.ディープブリランテ
2着  11.フェノーメノ
3着 ▲14.トーセンホマレボシ

4着 △8.ワールドシップ
5着 ○6.ゴールドシップ
18着 △2.ヒストリカル

現場では、皐月賞経由の馬はかなり疲れが心配された馬体だったのですが、岩田騎手は見事な騎乗でした。
厩舎も、現状で精一杯の仕事ができたものだったと思います。
また、当日のハミ替え効果がバッチリで、大歓声の前でもピッタリ折り合っていましたし、レースでも1コーナーの進入で掛かる面を見せなかったのが大きかったと思います。
ここまで万全の対策ができたことで、同じメンバー相手にやっと本来の力を発揮することができたと。
厩舎上昇度1位の馬は、やはりどんなレースでも毎回「勝利のための変化」を見せてくれてますね。
矢作厩舎が長距離部門の重賞を過去に制したことがないというデータもあったのですが、その壁すらも乗り越えてくれました。

厩舎ランクを算出し始めてから、ダービーの上昇度1位馬は、かなり好走率が高いです。
2009年がアントニオバローズで3着、2010年がエイシンフラッシュで1着。昨年はトーセンラーが不良馬場で苦戦しましたが、今年はディープブリランテが優勝しました。
特に、皐月賞で見せ場をつくっている馬なら、「最後のあとひと押し」が結果に繋がるようですね。これは、来年も覚えておきたいポイントです。

皐月賞でワンツーした2頭よりも、フェノーメノがもっと前付けして同じ脚を繰り出せたのは、ローテーションの疲労度の差が大きかったと思います。
最重要ローテである青葉賞勝ち馬は、やっぱりランクが低くてもフォローしておかないといけないみたいですね。
週中予想の反省点としては、フェノーメノの追い切り指数は合格点に達していたんですし、△を一つ増やしても良かったのではないかと言う所です。
関東でクラシック実績の乏しい戸田厩舎なのに、上昇度がここに来て下がっていたのも不安点だったので、難しい所でした。

上昇度1位の馬がかなり通用しやすいレースであることと、有利なローテがかなり強いレースなので、上昇度1位+皐月賞馬→相手に前哨戦1着馬で対処できそうに見えます。
来年もうまい具合で印を振れればいいなと思います。


目黒記念

t12


1着 △14.スマートロビン
2着  9.トウカイパラダイス
3着 ◎12.コスモロビン

5着 △16.ユニバーサルバンク
7着 △5.タッチミーノット
9着 △18.トレイルブレイザー
18着 ◎11.サンテミリオン

過去傾向からは焦点を絞りにくいレース、ということで変化の大きそうな上昇度の高い馬を2頭推奨しましたが、コスモロビンは頑張ってくれました。
レースを見ると、直線坂の途中で進路を阻まれなければ、突き抜けていた可能性もあったように思いますが、あそこは騎手の差ですね…。
しかし、細身のヒョロ長タイプだった馬のトモに肉付きがしっかりついて、後肢がフラフラする所がなくなり、見違えるような姿勢になってました。
やっぱり厩舎ランクがオレンジ以上に上がった厩舎の馬は、馬の中身が全然違ってきますね。
2番人気だったタッチミーノットも、厩舎のランクが変われば、もうちょっとスタミナをキチンと発揮する馬になるんでしょうか。

サンテミリオンは、まだ腰に甘さが残り、踏込みも弱々しいままでした。まだスランプダッシュには遠そうです。
現状では、得意な雨、荒れた馬場など良い条件が重ならないと厳しそうですね。

上位ランクの厩舎の馬が連対できなかったということで、また来年の目黒記念も、難しい予想になりそうです…。
このレースだけは、ダービーの結果を踏まえて立ち回る騎手の絡みや、ざわざわした雰囲気で行われるレースということもあり、思ったよりも馬の力以外のものが影響してしまうレースなので。