kyosukemunch質問という外部刺激を受ける度に京介先生は成長していくのです。
何かを聞かれる事は彼の大好物。

不定期ながらも今後も続けていく予定です。
もし何か疑問があるのであれば、コメント欄やメールにてよろしくお願いします。
「京介先生、質問してあげてもいいですよ」という気持ちでどうぞ。



lastyear

JRDB金子京介メルマガ ~読める男の競馬論~

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Q:カサタ さんよりの質問


先週日曜日の東京ダート戦で質問です。
戦績から、水分を含んだ馬場で狙い目と思ってる馬が、パサパサの馬場で好走していました。
ゲルマンシチーの前走は、京介さんの1番人気診断のツイッターで「繋ぎや後肢の細いバネ型で重馬場でないと走らない。」とありました。
何か馬場に変化が起こっていたのか、解れば教えて下さい。

【例として】
東京7
06アランルース

東京12
16アンアヴェンジド
04ゲルマンシチー

A:


実は自分も、これらの馬は当日のパドックで適性が低いのではないか、と消したクチです。

東京7Rで2着したアランルースだけでなく同レースを勝ったウインプロスパーや、東京8Rでワンツーしたハイパーチャージとデルマヌラリヒョン、そして東京12Rの1~3着馬。
これらの馬に共通するのは、四肢の繋が深く沈みこむタイプだということです。
普通は、雨の影響で脚抜きが非常に良く、パワー不要という馬場状態の時にこう言うタイプは好走するもの。

しかし、実際にあの日は朝から乾いていてパサパサでしたし、馬群が通過すれば砂煙も舞うほど乾燥していました。
時計も、最後の日曜12R以外はそこまで全体に図抜けて速いタイムが計時されているわけもなく、標準的な良馬場水準だったと思います。
なので、推測ばかりになりますが、あの日は「良馬場並みのタイムが出て実際に見た目にも乾いた砂だったものの、それでも脚抜き良い馬場で走る馬が好走しやすく、パワータイプはイマイチな日だった」となるのではないかと。

それが正しいものだと考えるなら、おそらく砂の質が開催前半とは変わってきているのでしょう。

東京開催も13~14日目と続いて行く中で、ずっと入れ替えもなく同じ砂を使い続けた結果、数多くのレースで踏みこなれて、粒子が細かくなって脚抜きが軽い砂になっているのではないかと言うことです。
開催最初の入れ替えた直後の粒子の大きい砂の場合は、繋が立ち気味で骨が太く、叩きつける走りの大トビ大型馬が有利
しかし、ここ数週は下級条件で大型馬有利の様子が全く感じられません。随分と小柄な牝馬でも好走できるようになっていますし、後方から大外ズドンの競馬が足りるようになっています。
馬体的な観点では、いかにもダート馬という立ち繋ピッチ走法では、コーナーを過ぎるともうペースアップできないようです。
逆に、今のダートは踏み込みが深く、クッションの効く繋でないと、追ってしっかり伸びる・速い上がりを出して粘るなどができないようになっています
そう言った馬が活躍し始める過程で、質問にあるような穴馬が好走し始めた…と考えています。

当然この傾向は、最終週も引き継いでいくことでしょう。梅雨シーズンに入ると思うので雨になる可能性もありますが、むしろ晴れが続いたままの方がおいしい馬券になるかも知れません。