今年のG1はこれまで14レース。
3着以内で同着は無かったので、馬券圏内の3頭、合計42頭を見てみると。
騎手別の回数ではこんな。
t1
改めてみると、そりゃそうだ…感はありますが、複数回勝利しているのは上位3人の騎手。
リーディング順そのままですね。
圏内の回数を考えると、3人全部消す、はまあ無理だこれ。
2人+1頭がデフォで、3人から1人選べれば、少なくとも3連複ならほぼ大丈夫。

の、前に。
そもそもG1であれば、ハイブリッド競馬のデータ的には、後半・ハイブリッド指数の2要素がメインとなります。
「後半」順に並び替えると。
t2
「注」までで26頭、約半分をカバーしておりますね。
それを消して、ハイブリッド指数順に並び替えると。
t3
HB印で「注」までが9頭。
「後半」上位を抜いているので、逆に「前半」上位が固まっております。
更に、ここからHB印上位を消すと。
t4
「後半」「HB」印で「注」未満だった馬達は7頭。
枠番順に並び替えてあるので分かると思うけれども、それで何とかなるのは…内枠の馬達。
ダートのフェブラリーSを除けば、印で足り無い馬の中で来たのは川田将雅騎手のみでした。


と、いうのがハイブリッド新聞的なG1。

では騎手別に見てみましょ。


・C・ルメール騎手
t5
3着は無し。
そして、全て掲示板位内。
人気馬ばかりとは言え、騎手で言えば競馬の全ての中心はC・ルメール騎手である。と言っても差し支えないレベル。
勝ちは殆どが東京でのもので、関東馬の方が堅い感。
連対を外しているのが1・8枠の両端の時のみですが、重賞になると確かに1枠の成績は良く無いですね。

・福永祐一騎手
t6
枠番順に並び替えてあります。
8枠引きすぎ…。

枠重要、なのはコチラの記事の通りです。
大きい馬券好きの競馬予想メモ 秋華賞回顧(2021)

ので、5枠までなら騎手の腕でしっかり上位争いにまで持ってきてくれますね。
ワイドファラオも、そもそも無理な馬ではありましたが、ちゃんと逃げていましたし。


・川田将雅騎手
t7
色々と反対ですね。
「後半」よりも「前半」印。
そして。
t8
内枠の人気馬なら枠なりに前で競馬をして、それなりの結果。
よりも、外目の枠で差しに回って頑張る。


・吉田隼人騎手
t9
これだけモリモリ来ているのに、原因はあれど、単勝オッズ1倍台のソダシだけは飛ぶという…。
枠は上手く使います。
印も、前走の人気・着順も悪く無い、という馬は人気が無くとも持って来る。
全部関西馬ですが、一応、同騎手は関東所属です。
前走を見て、人気か着順で背景色入りであれば、もう騎手だけで拾っておくべき。


・横山武史騎手
t10
印に素直。
HB+後半印上位なら、着順も上位。
のみならず、その下の時でも掲示板辺りまでは来ています。
HBリストで2ブロック目の前半位内で内枠引いたら、3列目には入れておくべき。


・戸崎圭太騎手
t11
中位人気時、4~6番人気時での、3連複フォーメーションの2列目。
HB+後半印と普通に印があって、そんな人気の時には、その辺りにいる。
全部国枝栄厩舎の牝馬ですが…。

また、前半順に並び替えると。
t12
ダメな時は後ろで何もせずですが、ポジション取った時にはやっぱり上手い。
これで前の馬がミスってくれれば、その分着順は上がるし、そうで無ければちょっと足り無い結果となりますね。


G1で複数回圏内に来るからには、それぞれ何かしらのポイントを持っております。
今回のパターンに合致した時には、評価上げてみてくださいな。