まずは今年も無事に有馬記念を迎えられて良かった…。
この後は1日空いて、ホープフルSがあるという3日間開催じゃない、微妙な連続開催で競馬は続きます。
データの管理的に非常に面倒なやつで、ゆっくり1年を振り返る暇も無く、有馬が終わってすぐに想定版データを作成して…となるのでしょうね。
あー終わった!の開放感を浴びる隙も無いなあ。

中山11R 有馬記念

もう既に前売りで紙の馬券も買ったし、これから書くのは…買った馬券の後追い予想。
迷いも無く、書く事も決まっているし、記事にするのは楽ですね。
途中経過はTwitterでやっていたので、それを見ていた方は別に読む必要も無いかもです。

というか、有馬記念です。
そんなの好きな馬を好きに買えばええやん、なのだけれども。

印はこんな。

◎10・エフフォーリア
〇7・クロノジェネシス
注9・ステラベローチェ
△16・タイトルホルダー
△13・アカイイト
 1・ペルシアンナイト
 5・ディープボンド

馬券はこんな。
t2
10・エフフォーリアも7・クロノジェネシスも、どちらも3着を外す事は無いし、2頭で1・2着の想定。
もし崩れたとしても勝つのは2頭の内のどれか。
という買い目ですね。
後は当日オッズを見て、もっとちゃんと買う。
前日の夕方時点で、◎○の2頭の馬連が3.7倍、同じく枠連が3.2倍。
直前はもっと下がるだろうから…辺りを見て決めようかなと。
ので、きっと5枠からの枠連をポツポツ買うんだろうなと思う。
いや、分からん。
3連単かも知らん。
今悩んでも仕方ないので、それらは全て明日の僕に任せる。

近年の有馬記念は、人気馬が強し、しかも全部ノーザンF馬です。
t3
キタサンブラックを最後に、他陣営は3着すら厳しくなりました。
その翌年以降は、ガラッと傾向も変わりましたね。
ずっと先行馬での決着だったのが、差し馬や捲ってくる馬たちが上位のレースに。
HB+後半印ばかりとなり、前半印系の馬にはホントに厳しい結果。
ローテで見ても、前走でJC組は消滅。

と、皆気が付いてしまった模様。
天皇賞(秋)→JC→有馬記念。
これ全部頑張る必要なくね?と。
以前は最初の2つを好走したら、最後は疲労でアウト。はよく見た光景。
でも、それぞれのレースで適性の高い馬を選んで使い分ければ、騎手も無駄にならないし、狙って獲れる。
良い事ばかりや!

レースの選択肢が増えて、まずJCの価値は下がりましたね。
それよりも、強い馬を持っているなら欲しいのは凱旋門賞でしょう。
翌年の春もドバイがあるので無理に有馬記念を使う必要も無し。
国内だと古馬の春は良い番組無いですものね。
JCも有馬記念も凄くスキップしやすい環境。
関東だとまだまだC・ルメール騎手に依存している部分も大きいので、騎乗馬が被らない配慮をしていくと、今のような状況に落ち着くんだろうな、というのもある。
それは今後の横山武史騎手の成長次第で解消されてはいくでしょうね。

人気で分けて見てみると。
1~3番人気馬


t4
更に、生産者で並び替えてあります。
ね?
ノーザンF馬陣営、個人の馬主さんはちょっとおりますが、基本はJCからの組は無し。
逆にここでノーザンF馬以外が人気になったのは、JCで人気だったり好走していた馬ばかり。
中3周で厳しいG1を走らせる方が無理なのですよ。

4番人気以降だと
t5
昔の分も含めて…になるので、HB+前半印入り。
3歳の菊花賞組か、牝馬のエリザベス女王杯。
前走が何にせよ、大敗から巻き返すパターンは無いですね。
なので、あまりおかしな馬を強引に評価アップはしない方が良いと思う。


以上をベースに、やっていこう。

10・エフフォーリア

t1
HB〇(2位)+後半◎(1位)の印。
鹿戸雄一厩舎も中山の芝では4位の厩舎で、横山武史騎手は2位。
印も人間要素も問題無しですね。1番人気も分かる。
この秋は、有馬記念で…まだ2走目。
セントライト記念も神戸新聞杯も、とにかく前哨戦を使わなかった事は大きいです。
唯一負けたダービーが皐月賞からの中5週。
それでも上がり1位の脚は使っていましたが。
そこで負けたから、という事も無いでしょうけど、詰めたらアカンの傾向はより強まったのかも。
ローテ的には「使っていない」系では間違い無くナンバー1の有利持ちですね。

7・クロノジェネシス

t2
凱旋門賞帰りで、調教師は泣きのコメント。
でも、単純に強いですよ。
2走前の宝塚記念は指数「83」も高いけれども、その「詰脚」パターンも優秀。
「黄色・赤」です。G1でそれで勝つのはよっぽど。
2歳戦とマイルを除くと過去はこれしかおりません。
t3
なかなかの歴史的馬達しか出来ないやつ。
エフフォーリアも皐月賞で、同様の勝ち方をしておりましたね。

追い切り指数的には悪い部分もありません。
調教師が思うようなベストな状態では無いのかもですが、他馬と比較したら上位なのは確実。


9・ステラベローチェ

t4
父はクロノジェネシスと同じパゴで、G1で上位に来られる馬でこれなら、タイプも同じ。でしょうね。きっと。

いつも最後は3着辺りにいるし、クラシック3走して大きく崩れる事はありませんでした。
毎回上がり3Fタイムも上位、この2走は1位を出しており、着順に結び付いた上がり上位の馬。
菊花賞ではアサマノイタズラと上がり3Fタイムは同じですが、あちらは、着順と結び付かない脚なので、そういう所の差は大きい。
能力的にはしっかりとエフフォーリアの次、で良いでしょう。

人間要素では、須貝尚介厩舎は中山芝のマイル以上なら複勝率は54.5%と以上に高い値。
土曜日のグレイトフルSは有馬記念と同じコースでしたが、勝ち馬のヴェローチェオロは須貝尚介厩舎でしたし、馬主も同じでしたね。
そして、M・デムーロ騎手とのコンビでも9回あって複勝率は77.8%です。
困った時のM・デムーロ騎手な扱い。
乗り替わり初戦でG1は?の疑問はごもっとも。
吉田隼人騎手で全然良いじゃん、は確かにありますが、それも5枠引いた時点で圧倒的にM・デムーロ騎手上げですよ。
真ん中、ちょい外。
ぐらいの枠で1番良い乗り方をしてくれる騎手。
と、勝手に思っていたのですが…今見たら、今年のG1の2勝、ユーバーレーベンもサークルオブライフも5枠でしたね。
脚質的にもステラベローチェと同じような馬達。
この馬自身が、良い脚で伸びてきてからの…最後は前と同じ脚色での3着がパターン。
乗り替わりにより、その部分の良化が望めるので、今回はM・デムーロ騎手で正解です。


16・タイトルホルダー

t5
8枠かよ!
木曜日の抽選会で叫んでみたものの、ギリ耐えられる面はアリ。
パンサラッサが内から離し気味に逃げてくれれば、割と楽に2番手は取れそうです。
少なくともアエロリットのような事にはならないでしょう。
後ろにアリストテレスとパパのシャドウディーヴァが付いてくれれば尚よろしい。
途中からキセキのミサイルが発射されて、パンサラッサと共倒れ。
これが、直線向いてすぐ辺りで起こってくれれば…枠の不利は帳消しレベル。
ダービーはキツ過ぎたし、セントライト記念は問題外。
なので、意外と堅実に残れる馬です。
菊花賞勝ち馬という時点で加点は大きいですし、なにより、その菊花賞であれだけの圧勝をした馬です。
テン乗りと8枠のマイナス分を合わせても、まだプラスの方が大きいですね。


13・アカイイト

t6
世間の評価の通りです。2021年版のサラキア。
OPに上がって2戦目でG1を勝ってしまったので、正直分からんです。
だから買っておく。

1・ペルシアンナイト

t7
枠は良いし、前走の競馬も良い、池江泰寿厩舎も有馬記念は良い。
オッズも良い。
上位の馬が何かしら崩れたら(ほぼ崩れる事は無いけど)順番が回ってくる。


5・ディープボンド

t8
印ではHBが「注」で前半3位。
内枠でこれくらいの印を持っていて、適度な人気。
気が付いたら3着に…ぐらいならありそうですし、他がいないのでその分評価が上がるようなタイプですかね。


長々と書いてはみましたが、有馬記念は好きな馬を好きなように買うのが1番の正解です。
JRAも地方も、今年の競馬はまだ終わらないので…節度、節度を持って臨んでくださいね。
僕は1番好きな馬はスペシャルウィークなのですが、ラストランの有馬記念で同馬の単勝を買っておりました。
レース後に、さて、どうやって年を越そうか?の事態になりました。
そういうのはアカンやで。ダメ絶対。
せめて阪神12Rの1・2・9の3頭の馬券を買うお金だけは残しておいてくださいね。