この春は、香港の国際競争は国内の馬オンリーでの開催との事。
海外から馬を招待せず、ですね。
QE2とチャンピオンズマイル、毎年日本馬にもお馴染みな2レースが無くなったので、久しぶりに割と普通のローテになりそう。
近い所だと、日曜日の金鯱賞と来月の大阪杯辺りで、その影響が出そうかな。

今週もC・ルメール騎手はお休みです。
そんなタイミングで今週も武豊騎手は土曜は中山での騎乗。
昨年はランブリングアレーで中山牝馬Sを勝ちましたが、関西で騎乗している時よりも中山だと「普通」な感です。
武豊騎手だからといってプラスになるような事は少ない感。
土曜は人気しそうな馬に盛り沢山なのだけれども、ぽんぽんぶっ飛びそう…に、僕は賭けてみます。

それよりも。
復帰した永野猛蔵騎手や、3人の「横山」騎手。
と、勿論誕生日の菅原明良騎手は1日通して。

ちなみに宮崎北斗騎手も誕生日。
騎手的に大混戦の中京なので、ちょっとバースデーだけでは買い辛いですね。
きっと角田大和騎手にガツガツ食われそうだし。

中山牝馬S

中山牝馬ステークス 過去成績

いつも荒れているレースです。
配当が(多分)保証されている分、広く買ってOKなので、逆に当て易いという方もいるでしょう。
過去はこんなだしね。

z1:1~3番人気の馬が3着以内に来た頭数
z2:4~6番人気
z3:7~9番人気
z4:10番人気以降
t1
z1・z2の出現率が変わら無いのであれば、最初から決め打ちでz2の中位人気ゾーン(4~6番人気)から探すのスタートでも良いと思う。
もしくは、1頭大丈夫そうな馬を選ぶ。
例えば、推定後半3ハロンだと
t2
HB印で「注」以上+後半印で、人気上位。みたいな馬なら安全。
やりやすいルートから手を付けてみてくださいな。


4・ドナアトラエンテ
t3
単純に数字の問題ではありますが、牝馬重賞なら勝ち馬の約50%ほどはノーザンF馬です。
2015年以降だと176レースあって80レースがソレ。
クラシックが終わって、年が明けて牝馬重賞を渡り歩いて、また年が明けて…。
で残っている牝馬で、それでもまだ重賞で好走すのは大体ディープインパクト。
というのも、ただの数字の話。

今回の4・ドナアトラエンテは人気も手頃、鞍上は横山武史騎手だし、厩舎は国枝栄厩舎だしと、人間も要素も揃っております。
JRA競馬の面で何かあるとすれば、今回はようやく、最後の最後で内枠を引けた事でしょうか。

同馬の過去走は
t4
3勝クラスを勝つまでは、別にどこからでも問題無しで通過。
能力だけで競馬出来たのでね、ずっと1番人気もその通り。
でもOPに上がって、重賞しか使われない中で、毎回毎回…金曜日の朝に「また外目か!」です。
レースでもゲートは出ますが、結局は外々を回って内に入れる事が出来ないまま脚を失う結果。
どこ通っても変わらず、な福島牝馬Sの時はしっかり上位ではありました。
まだ1回もロス無くポジション取って、最後抜けて来るという教科書通りの競馬のチャンスは無し。
それがようやく今回、そういった競馬が抜群に上手い鞍上と枠と、回りの馬達を得ましたよ。

もう1つのお買い得ポイントとしては、同枠に3・ミスニューヨークがいる事。
HB〇で後半1位です。
ずっと加藤翔太騎手で重賞を勝つまでには至らず、時間も掛かってしまいましたがM・デムーロ騎手に変わってからは2戦目でゲット。
前走1着馬って相当買い辛いレースですが、前で競馬するであろうドナアトラエンテが、あ…アカンってなった時に、じゃあ後ろのM・デムーロ騎手お願い!には合いそうですよね。
どうせ中山牝馬Sです。
そんな時の1・2着馬も人気薄でしょう。なので、枠連でも元返しくらにはなってくれるはず。


15・フェアリーポルカ
t5
中山で牝馬重賞、ならばいつもその辺にはいるのがフェアリーポルカ。
今回は8枠を引いてしまった分、4~5着になるかもですが、掲示板以内は望めるでしょう。
府中では厳しいので、前期はここしか無いです。


HB+後半印は人気の3頭。
近年のこのレースでは見たこと無い斤量の56.5kgの9・テルツェットはC・ルメール騎手の代打で田辺裕信騎手。
極々稀にノーザンFのクラブ馬に乗る事はあり、そつなくこなしております。
他は上でも挙げた、3・ミスニューヨーク、11・ルビーカサブランカ。

見えている馬だとここらまでで、少なくとも1~3着の内2頭は上記の馬達で占める想定。
後は、前走の「詰脚」パターンでちょっと追加して…。


◎4・ドナアトラエンテ
〇15・フェアリーポルカ
注9・テルツェット
注3・ミスニューヨーク
△11・ルビーカサブランカ
△6・クールキャット
△8・ゴルトベルク
△14・アブレイズ