3歳以上の条件戦、1・2勝クラスでの、3歳+1番人気の成績は3日間を終えてこのように。
t1
勝率で50%、連対率で60%ほどなので、来るなら基本は1着。
そして、連対を外すなら3着。
これで複勝率90%ほどです。
決め打ちで2勝クラスなら1着、1勝クラスなら1・3着固定の3連単とかは買い易いかな。

序盤なので、まだ余力充分、すぐ昇級していく馬が貯まっております。
6月一杯は、この傾向でしょうね。

エプソムCは頭数も少なく、あまり興味を惹かれないので、函館の方を。

函館11R 函館SS

函館スプリントステークス 過去成績

土曜日の函館の芝は、内枠有利な傾向ではありました。
けれども、内回ってドン詰まりも発生しており、人気薄の外枠差し馬も嵌まるパターンもアリ。
函館スプリントSの過去成績、1~3着馬を枠番で並び変えてみると(札幌開催は除いてあります)
t2
外枠の方が良さげ。

内目の枠

4枠位内であれば、HB(ハイブリッド指数)印で▲以上の上位の印持ちが条件ですね。
3歳はこの時期、前走までのレースで指数を付けるので、どうしても古馬のOPレベル達よりかは低めに出てしまいます。
1回古馬と走ってくれれば、そこで好走してくれれば、次走以降はちゃんと高い指数持ちの馬となります。
ので、そこは各自で下駄を履かせて考えてみてくださいな。
上の表であれば、3歳のシュウジのみがHB印無印での馬券圏内。
前半(推定前半3ハロン)印は〇と2位の印で、2番人気になっておりましたね。

外目の枠

配当欲しい時に人気薄を拾うなら外目の枠から。
内で渋滞が発生した時には、外から差してくる光景もよくあるやつ。
HB印で足り無い馬達が展開向いてやってくるゾーン。

HB印順

HB印と枠、この2つで結構賄えたりします。
今度はHB印順に並び替えてみると。
t3
約半数はHB印で注以上の馬達。
それらの馬はこんな。

HB印△(5位)以下

t4
枠で並び替えてあります。
やはり殆どが5枠以降の外枠の馬達。
ここには3歳がたっぷり入っております。
先ほどの書いたように、3歳はどうしても指数に反映しきれていな時期。
3歳を除くと。
t5
5枠以降で、前半、後半印は何かしら入っていますね。
HB無印でも、順位でみれば、10位くらいまで。HBリストなら2ブロック目まで、という範囲。

以上が、函館スプリントSで圏内に来る馬の範囲。
今年の印は。


t6
今年だと、外目の枠には3歳もおらず、これなら自動で拾ってもOKでしょう。

9・ボンセルヴィーソ HB▽(6位)、前半△(5位)
12・ファーストフォリオ HB11位、後半△(5位)
13・ビアンフェ HB△(5位)、前半◎(1位)
16・レイハリア HB12位、前半〇(2位)

3連系の3列目に放りこんでおきます。

7・ナムラクレア
t7
HB〇(2位)、前半注(4位)、後半▲(3位)
3つの印は全て上位。
これまでも3歳馬が好走してきたレースですが、桜花賞3着レベルは初ですね。
枠や展開に恵まれたとはいえ、自身の距離適性を超えたG1での結果は充分立派。
前走が「詰脚」パターンで「黄色・緑」、2走前は出遅れての「青・赤」とワンパターンな馬では無いし、ずっと内枠を引いて結果を出してきた馬です。
取れる戦法が広いのは、プラス要素大。
鞍上の浜中俊騎手も、土曜日のレースを見る限り、函館だからといっておかしな所も無し。

4・キルロード
t8
HB▲(3位)、前半▲(3位)
菊沢一樹騎手が連続騎乗。
同騎手はこのまま順調に行けば、勝ち数では過去最高を出せそうな雰囲気。
このキルロード以外にも、マリアズハートでも乗り替わって勝利→暫く他の騎手→再び戻って来て勝利、のように芝の短距離で1発で結果出すパターンが多くなってきました。
ずっとダートメインの騎手が、今年になってから例年と比べて勝率は倍以上で芝を勝っております。
ホント、前走2桁着順の馬を乗り替わりで1着が結構あるのよ。
そんな人間要素を多めに評価したとはいえ、高松宮記念では唯一前で粘っていた馬です。
直線で、完全に進路塞がれるような乗り方はしないだろうから、ずっと押し押しで自分からビアンフェ潰しに行くまでありそうですね。
それでも1200mなら止まらないはず。

16・レイハリア
t9
HB無印(12位)、前半〇(2位)
外枠からは同馬を。
3連勝の後に昨年のキーンランドCを勝って、秋に戻って来たら…最下位、ブービーの着順。
出来やメンタル面で、まだ能力で「ああ、これはダメだ…」は見せてはおらず。
滞在で大外枠で、なにより鞍上が松岡正海騎手へと乗り替わり。
走る時にはガラッと変わって走るので、狙うなら2桁着順から…でも良い馬でしょう。
という馬の特性が、まんま松岡正海騎手と被るのもある。
重賞であれば、ウインキートス、クリノプレミアム、マイネルファンロン、どれも前走で2桁着順、今回も全然人気なく、で突然走りました。
枠も、内か外か端で何か起こす騎手ですしね。

◎7・ナムラクレア
〇4・キルロード
注16・レイハリア
△9・ボンセルヴィーソ
△12・ファーストフォリオ
△13・ビアンフェ