毎年この週末は出身大学の文化祭があって、たまに誘われます。
いや、競馬があるから無理だわ…。
と断り続けて数年したら、流石に誘われなくなりました。
今はどうなっているんだろ?とHPを見たら、今年はやるようですね。
で、ちょっと気になった。
そのHPはこれ → 2022年度 武蔵野美術大学芸術祭

Nuxt.jsを使っており、デザインも凝っております。
でも、え?嘘でしょ…と思ったのがトップページにあれだけ情報が載っているにもかかわらず、肝心の開催日が掲載されていない。
予約用のページを開いて、ようやく開催日が掲載されておりました。
敢えて教えない、という斬新なコンセプトなのかもですが…。

東京11R 天皇賞(秋)

天皇賞(秋) 過去成績

世間の評価的には今年は堅い決着という見方。
でもな、どうなんだろ。

3歳馬が3頭、というのも珍しですが、なかなかに3歳には厳しいレースです。
昨年こそエフフォーリアが勝ちましたが、準2冠馬レベルで、ダービー以外全て勝っての天皇賞(秋)でした。
その前がサートゥルナーリアで、6着に沈んでしまいましたね。

今年は古馬が薄いので着順上位には来るでしょう。
だけれども。
どうしても、7・イクイノックスが勝つ気がしない。
安定の2着…の方がよっぽどアリな感。
そもそも、人間要素がそんなです。

・木村哲也厩舎の今年の東京の芝重賞1~3番人気以内だと
t2
1勝。

騎乗するC・ルメール騎手は
t3
1Syou!

ちなみにC・ルメール騎手は、東京に限らず、重賞1~3番人気以内の今年の成績は、1-10-3-11という着度数。

ここまで2~3着、というか主に2着の人間パワーを弾き返してイクイノックスがG1勝てるイメージが無いのです。

騎手も厩舎も、むしろもうちょい人気無い時の方が勝ちますね。

そして、もう1つ。
パンサラッサが出るレースです。



t4
赤枠で囲んである「-2.2」と「-2.4」の数字は、レースの前後差。
前半3Fタイム-後半3Fタイムです。
同馬が出走すると、大体-2秒台になる。
データブレーカー的存在ですね。
例えば宝塚記念だと。
t5
「-2.4」でしたが、そこまでの前後差はなかなか出ない。
マリアライトが勝った時に逃げて、その前後差を出させたのはキタサンブラックで3着には残っておりました。
今年はパンサラッサ自身は沈んだのだけれども、勝ったのは2番手追走のタイトルホルダー。

例年と違うデータに書き換えて、なおかつ自分もしくは他の前の馬を残してしまうスキル持ちです。
天皇賞(秋)だと
t6
前後差で-2秒なんて近年ありません。
符号が逆の+2秒が基本。
もしキタサンブラックが出遅れずに逃げていたら、あるいは同様の前後差になっていたかもですが。
と、このように、例年の天皇賞(秋)とは全然違う事になる可能性。
いつもと同じように考えない方が良いのかも知れません。
パンサラッサが内枠引いてすんなり逃げられるの?はごもっとも。
でも、スタートしてハナとれなかったら、取りに行く。そんな流れではあるはず。
バビット以外はそこまで逃げたい馬もいませんしね。

そして前後差は、こんな使い方もあります。
t7
中山記念の時の前後差「-2.1」を基準に前後1秒以内のレースで掲示板以内のリスト。
レベルは低かったとは言え、G1の大阪杯ではポタジェが想定される流れで勝利。
中山記念ではカラテが、札幌記念ではジャックドール。
どちらもパンサラッサがいたからこそ、で来たとも言えます。
し、それは既に経験済み。

逆に3歳馬やシャフリヤールは初めての体験。
パンサラッサなんか無視して、自分のレースをすればヨシ…だと、ジャックドールが最後まで厄介な事になりそう。
また、自分以外の他の馬が恵まれてしまう事もある。
面倒だな…そんな存在がパンサラッサ。
不確定要素が1つ。

3歳3頭が出ており、豪華メンバー!的な扱いですね。
でも…皐月賞組も、ダービー組も、古馬重賞では走っておりません。
昨年だとソダシが札幌記念を勝ち、シュネルマイスターが毎日王冠を勝ち、でした。
今年の3歳はマイル以下の重賞、函館SS、CBC賞、富士Sの3つが3歳馬の勝利。
中距離以上で「3歳強い」かどうかは、まだ分かりませんよね。
不確定要素が、これで2つ。


9・ジャックドール
t8
HB(ハイブリッド指数)印〇(2位)、前半(推定前半3ハロン)印▲(3位)

東京2000mで後半無印は…正直厳しい。
けれども、パンサラッサがいるレース、で1番恩恵を受けそうなのは同馬。
少なくとも、坂上では前は全部潰しているでしょうし、後は後ろの馬を迎え撃つだけ。
追い切り指数は1週前に「51」と高い値を出しており、前走がいかにもトライアルなレースをして本番を迎える体勢も整っておりますね。
父モーリスは種牡馬印「BB」と東京芝では安定だし、同じローテでの天皇賞(秋)でもある。

ジャックドールの全過去成績は
t9
好走時には勝つ。
5連勝って普通はなかなか出来ません。
これはまるで…エイシンヒカリのようだ。
って、それアカンやつ。
同じような事になるなら、勝ち馬は金子氏の服だったりして。

1・マリアエレーナ
t10
HB注(4位)、前半注(4位)、後半△(5位)

印は3つ全部入っております。
前走は「詰脚」パターン「黄色・赤」での圧勝。
やる事も1つだけ。
ひたすら距離ロスなく回って、ジャックドールの後ろでジッとしている事。
ポタジェと同じ金子氏の2頭だしです。

印はこのように。

◎9・ジャックドール
〇7・イクイノックス
▲4・ポタジェ
注1・マリアエレーナ
注5・ダノンベルーガ
△2・カラテ
△10・ノースブリッジ