特別登録の時点から、今年のJCはメンバー薄いな…という感想。
なるほど。
面白くするために、外国馬全部内枠に突っ込んで、人気しそうな馬を外枠へ。
なんですかね。

東京「12」R ジャパンC

ジャパンカップ 過去成績

基本は堅い、人気馬での決着。
t1
z1のゾーンから2頭がデフォ。
そこが1頭の時は、次順のz2から2頭。
そして数年に1度、1桁人気後半の馬が絡む事がある。
配当で見たら、地方の1日の3連単の配当みたいな並び。

そして、内枠は断然有利。
過去の1~3着馬を、枠番順に並び替えると。
t2
4枠位内が殆どで、1枠が圧倒的。
次順で、2・3・4と数字順にシェアが並んでいますね。
また、5枠以降の馬であれば、HB印+前半・後半印で上位が必要。
だし、そんなところからなら中位人気辺りの、ちょっと配当的に良さげな馬を。


ハイブリッド指数上位での決着で、2ブロック目以降からなら来ても1頭まで。
過去のHBリストだと。
t3
上位の3頭に良績が集中しています。
ここから2頭選ぶ。
3頭から1頭削れるだけでも大分楽になりますね。


そんなレースです。
以上がJCの大枠。

土曜日の東京の芝の傾向は。
t4
内枠は有利で、前もそれなりに残る。


今年のハイブリッド指数1~3位はこのように。

14・ダノンベルーガ
t5
HB◎(1位)、後半○(2位)

新馬と次走の共同通信杯勝ち。
つまり…2勝馬です。
G1では天皇賞(秋)の3着が最高着順です。
面子が薄いとは言え、2勝しかしてなくてG1では連対も無い馬です。
雰囲気で強そう、はもちろんありますが、数字で見ると大丈夫?ってなりますよね。

本気でJCを勝ちに来るのであれば、前走は神戸新聞杯とかセントライトや毎日王冠なり、もっと3歳馬にやさしいローテにすべき。
天皇賞(秋)を獲るならぶっつけで正解でしたが…。
という時点で、今回のJCに向けて何かプラスになる事が…殆ど無かったりします。
皐月賞以降も、上がり1位の脚を使っている訳でもなく、毎回ちょっと足りず。

ちなみに、鞍上の川田将雅騎手のJCはこんな。
t6
3着は大丈夫そうではあります。
そもそも、東京の2000m以上のG1だと。
t7
やっぱり3着が多い。


6・ヴェラアズール
t8
HB〇(2位)、後半◎(1位)

人気上位が、ダノンベルーガやシャフリヤール、デアリングタクト辺り。
どれも前走で、しっかり負けて、それはそれで次が目標であれば悪くは無いのだけれども、それでも今回に向けてポジティブな要素が無い馬達。
そんな中、強い勝ち方をして、中6週空けて、R・ムーア騎手をゲットして、厩舎も東京芝の複勝率50%越で、追い切り評価も2週連続で高い値。
指数上位という事はもちろんですが、今回に向けて勢いがあって、更にプラスが見込めるのって同馬しかおらず。
なんか、キラキラしちゃってます。


8・デアリングタクト
t9
HB▲(3位)

使い続けてはおりますが、状態は戻って来ていない印象。
ここ2走は1番人気でしたが、特に良い所も無く。
指数上位から1頭削るとすれば同馬でしょうね。


次順は、デアリングタクトが抜けた穴を1頭埋める作業。

3・ヴェルトライゼンデ
t1
2ブロック目の馬なので、そこから1頭だけならチャンスがある。
ラストインパクトよりは上じゃないかなと。
追い切り評価は「B」で2週連続「30」以上。
池江厩舎でD・レーン騎手と人間要素もクリア。
2走前に、中70週で重賞勝つような馬です。D・レーン騎手ならね。
2枠を引けたのも大きい。

多分、1枠の外国馬が意外と売れてたり専門紙や予想家が印を入れているのは…1枠だから。
確かに過去の1枠成績は優秀。
t2
カレンブーケドールもシュヴァルグランも、前走はまともな結果からの参戦。
スプリンターズSと同じで、白い帽子なら買え。は分かる。
分かるけれども枠ありきで、その中の2択で、という順番で外国馬が選ばれている感。
だったら、その隣のヴェルトライゼンデの方がまだアリじゃないかなと。
2400mであれば、海外では約10秒時計が違う時もある競馬をしているのですよ。
もはや別物ですよね。高知以上に離れています。
囲碁とオセロぐら違う。


13・テーオーロイヤル
t3
HB注(4位)、前半▲(3位)、後半△(5位)

天皇賞(春)の3着から休養して、オールカマー、アルゼンチン共和国杯を経てのJC。
距離を求めつつ、JCに向けての使い方としては悪く無いです。
前走で不利無く勝利していれば、もっと評価は違ったのかもですね。
前で競馬して、ユニコーンライオンを直線半ばくらいで捕まえに行くくらいの競馬をしてくれればベスト。
そんな早前に並びに行ったらアカンやで。
鞍上が菱田裕二騎手という事で相当舐められていますが、侮られるくらいでちょうど良いです。


9・ユニコーンライオン
t4
HB▽(6位)、前半◎(1位)

中1週ですが追い切り評価は「B」。
しっかり追っていますね。
成績はピーキーな所がありますが、逃げに徹するようになってからはハッキリしています。
4角回り切るまでに外から並ばれなければ渋太い。
その形にさえ持ち込めれば、鳴尾記念は圧勝出来るし、宝塚記念も2着に残れる。
前走は福島記念を逃げての勝利。
同じ矢作芳人厩舎のパンサラッサと同じだし、その時のハイブリッド指数も同じ「73」です。
他馬など「眼中にない」とまで、国分優作騎手に言わせた馬です。
今まで連勝は2回しており、勝った次のレースでも勝てる、昇級しての連勝出来る馬。
今回同馬についていくような馬はおらず、展開は同馬に向きそう。


◎6・ヴェラアズール
〇13・テーオーロイヤル
注14・ダノンベルーガ
注3・ヴェルトライゼンデ
△9・ユニコーンライオン

思い切り跳ねるの期待で、こんなのを。
t1