よおし、年内ラストのJRA競馬。
いや、でも待って。年末は地方で沢山の競馬場が開催してるし、年末・年始はその作業が大。
それが一段落すると1月5日に金杯をやって、1日空けての3日間開催。
全然ゆっくり出来る状況じゃないわこれ。
大晦日の夜、というか元旦の早朝にでも、データ作成諸々終わった後に、初詣行く時間あれば良いな。

中山11R ホープフルS

ホープフルステークス 過去成績

ホープフルSは固定パターンだけれども、今年は違うかもという話。
まず例年だと。
・過去のHBリスト
t1
有馬記念と似た形です。
ほぼ1ブロック目以内、HB印入りの上位6頭内での決着。
2ブロック目前半で来た3頭の内、2頭は「後半印」入り。
だし、基本は「HB+後半印」の馬ばかりのレースです。

過去の1~3着馬だと。
t2
圏内の馬は3頭の除き、印は「HB+後半印」でした。
そこから漏れた馬も、2頭は後半印入り。
内枠だったり外国人騎手だったり、オプションが追加されると上に来る。

・・・というのが、普段のホープフルS。

でも、今年はちょっと違う部分がある。


過去の「HB+後半印」の該当馬で、ノーザンF馬だけを抜き出すと。
t3
毎年2~3頭は該当馬がいて、人気になって、大体全部来る。
これも同じくらい繰り返されているパターン。

でも今年はこんな。
t4
薄いですよね。
印上位になるような馬を揃えられませんでした。
けれども、騎手だけはしっかりキープ。
同様に、今年の朝日杯FSと阪神JFもこんな。

・朝日杯FS
t5
・阪神JF
t6
HB印入っていれば、それなりに結果は出してくれています。
でも特に牡馬は今年は駒が揃っておらず。

これで何が起きたか?は、別の要因が結果に大きく響いた感。
1つは枠、断然内枠。
もう1つが「前半印」。
この2つどちらかあれば、結構良いとこまで人気薄の馬でも上位でした。
t7

と、都合のいい事を並べて誘導しているみたいになるけど…今年はこんな。
t8


6・グリューネグリーン
t9
HB〇(2位)、前半◎(1位)

後半印は堂々の無印。すがすがしいな!
そんな馬、ホープフルSで来る事は、まあ無い。というのは最初の通り。
でも、例年と状況が違う。ノーザンF馬が違う。
し、M・デムーロ騎手です。
これまで毎年欠かさずG1を勝っておりました。
今年はまだ未勝利で、ここが最後のチャンス。
相沢郁夫厩舎では18回の騎乗で複勝率は50%越、新馬から騎乗していただけあって、期待度も高いはず。
ライラックでもそうでしたね。
しかもライラックは京都2歳ステークスでは凡走でしたが、グリューネグリーンはそれをクリア。

1・ファントムシーフ
t10
HB注(4位)、前半注(4位)、後半△(5位)

HB+後半印に該当で、1枠1番。
福永祐一騎手、また内枠引けましたね。
前走は「詰脚」パターン「黄色・赤」での勝利も、プラス要素。


今の状況で評価アップは上記の2頭。
後は普通にHB+後半印だし、一応の外国人騎手を拾っておく。

◎6・グリューネグリーン
〇1・ファントムシーフ
▲18・ミッキーカプチーノ
注15・キングズレイン
注10・ガストリック
△9・セブンマジシャン
△14・ジェイパームス
△11・ドゥラエレーデ
△2・ハーツコンチェルト