今日は時間がたっぷりあります。
早く終えて、その分早く帰る…がベストなのだけれど。
3日間開催は、普段の2日間開催の1.5倍では無く2倍くらいの労力を使う感なので。

中山11R フラワーカップ

フラワーカップ 過去成績
今週の想定版

んー、今年はちょっと例年とは違うかもです。
人気上位のオッズが割れ気味で、ちゃんとした1・2番人気馬がおらず。
今回1・2番人気のなるような馬は「押し出された」系の人気馬っぽいですね。
なので、1・2番人気からの2択スタート…という手法はやめておきましょ。
それらの馬は外目の枠に固まっており、こんな並び。
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人気を使わないなら、コッチでしょうか。
過去の同レースのHBリスです。
1・2番手からの選択からのスタートですね。
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早速これで見て行く…前に、今日は時間があるのです。
少し寄り道して考えましょか。


予想1~3番人気まで全てノーザンF生産馬で関東の厩舎。
「外厩」であれば「天栄」組の馬達で、勝ち上がらせたのはC・ルメール騎手。
今回はドバイ先乗りのため日本にはおらず。
コロナウィルスの影響です。
関東の日本人騎手でNF系2~3番手、かつての石橋脩騎手のポジションが今は丸山元気騎手に移りつつで、9・ミアマンテに騎乗。
藤沢厩舎は、まあそうだよね、の外国人騎手。
C・ルメール騎手以外、重賞では無視して良いレベルの厩舎ではあります。
1番喰らったのは黒岩厩舎かな。
12・シーズンギフトは前走がC・ルメール騎手で、同騎手が黒岩厩舎に騎乗するのはNF・クラブ馬の時ぐらい。
最初から乗れない想定で、更に丸山元気騎手も取られて、手配されたのは全く縁がない横山典弘騎手。
キャロットFにしても、横山典弘騎手は…皐月賞のクラージュゲリエで100倍越を掲示板に持ってきてたりはしましたが、きっとそこまで本気で頑張らない馬主でしょうね。

10・ポレンティアはシルクR+社台馬の組み合わせですが同じく「天栄」組。
初戦の新馬から池添謙一騎手と、関東馬の新馬から池添謙一騎手も近年狙ってやっている事。
成功したのはブラストワンピースですが、今はもう川田将雅騎手に移ってしまった。
同じシルクRの馬で、期待されているのかなと。

そして、現在の背景はこのように。
昨年の6月以降からの2・3歳限定の芝重賞の勝ち馬一覧。
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紫苑Sのパッシングスルーからずっと、コントレイルを除く全馬がノーザンF生産馬の勝利。
中身もパッシングスルーが関東馬で「天栄」…以外全て関西の「しがらき」組です。
堀厩舎は関東の厩舎ですが使う「外厩」は「しがらき」なので。

その前年は「天栄」ばかり…が続いておりましたね。
フィエールマンが勝って、もうトライアル関係無い!と言われた年です。

年が明けてからは、この路線のノーザンF関西馬はミヤマザクラ1頭のみ。
関東からは3頭ですが、C・ルメール騎手以外はやや別路線の騎手ではあります。
陣営の意向とは自由な、個人馬主の方々。
同時に、NF系以外もわりと多めに勝ち馬が出ておりますね。
ゴドルフィン、前田氏(似た勝負服複数)は昨年に引き続き良い結果。

何故か不思議なもので、やりすぎる反動が出てしまう。
ある時を境にバタッと止まる。
前回は「天栄」組がバッタリとまり、替わりに「しがらき」組が超台頭。
古馬であれば、その時走っていた馬達がスライドしているのでそこまでハッキリは出ておりません。
サートゥルナーリア、強かったですものね。

世代で見ると順繰り回っており、今年は特に別勢力もジワジワきているなと。
これは頭の片隅にでも覚えておくと良いことあるかもです。

そういった大まかな流れの中で、局所的に発生した問題がコロナウィルス。
レースを含め、海外移動や繋がりも大きい大手の陣営、つまりはNF陣営は影響大きそうですね。
遠征のプランがまともに組めないし、行けたとしてもどれくらいも拘束期間になるのか分からない。
難しい状況ですねぇ。


と、いう事で、今回は人気上位のNF馬達は評価を下げも良いんじゃないか?多分。
もともとあまり相性の良くないレースでもあったし。

HBリスト
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1番手は11・クリスティ。
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牝馬では最も強い馬達が集まった阪神JFこそ凡走しましたが、連を外したのはそこだけ。
春以降はバンバン抜かれていくかも…も、現時点では経験豊富で、ちゃんと前で競馬が出来る強味もある。
HBリストの1・2番手からの選択であれば、基準HB越の11・クリスティを。

Twitterで挙げた2頭、3・チェスナットドレスと5・ナリノクリスティー。
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3・チェスナットドレスは、これまでで既に5走。
大きく崩れる事は無く…のパターン。
また、西村厩舎は中山の芝で複勝率50%の赤文字になっているように、ここ得意です。
先週もフェアリーポルカで中山牝馬Sを勝っていましたね。

5・ナリノクリスティーは人気の無い方のノーザンF馬。
「推定」前半3位と前半印が入った人気薄。
ダートですが2走前の「詰脚」で「黄色・赤」もポイント大。

この3頭中心に、HBリスト上位を拾っておけば良いかなと。
ベストは直線で、クリスティとナリノクリスティーの叩き合い。
…の実況が聞いてみたいところです。

◎11・クリスティ
注3・チェスナットドレス
注5・ナリノクリスティー
▲10・ボレンティア
△9・ミアマンテ
△7・ショウナンハレルヤ
△1・12・14


中山3R

TwitterにアップしたL・ヒューイットソン絡みで1つ。
3・4RとHBリストでは2番手以内。
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現状L・ヒューイットソン騎手の扱いは、ちょっと乗れる地方騎手、ですね。
J・モレイラ、O・マーフィー、D・レーン騎手のクラスでは無いです。
K・ティータン騎手レベルでしょうか。
とりあえず、ダートの逃げ馬でHB印上位、人気馬なら…買える。
3・4Rから選ぶなら3Rの方を。
2ブロック目との差が18と離れており、1ブロック目内での決着が濃厚。

新聞の上部を見ると。
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脚質データは、逃げ・先行が〇となっていますね。
前に行く馬を素直に上位。
となると、人気・HB印上位2頭+あと1頭という組み合わせ。
騎手の逃げ・先行では、逃げ馬はL・ヒューイットソンのみで、4・6・7が先行ゾーン。

L・ヒューイットソンが逃げて押しきり、2~3着には内田博幸騎手を。
内田博幸騎手の中山ダート、未勝利で、HB上位の「前半」印入りだとこんな成績。
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いつも余裕でぶっ飛んでいる内田博幸騎手も、ここまで印が揃えば3着なら死守してくれそう。

後は初ダートと、HBリストの1ブロック目を拾って完了。
14・ダイシンウィットの1着固定で、2~3着に内田博幸騎手の4・サノノクヒオという地方馬券的な買い方で。
サウスヴィグラス2頭で丁度良い感。